スポンサードリンク

そろばん

昔は塾と言えばそろばん塾にお習字でした。例に漏れずそろばん塾に通っていたわけですが、なんとそこの塾は検定試験の1級を取ると授業料が無料でしたので、気が向いたときだけ塾に行くというのを高校3年が終わるまでしていました。段位を取ってからは大会などにも出場し、市内の代表選手にも選ばれたのですが、今でもそろばんの大会は行われていて、大会上位のレベルだと今の自分ではとうてい太刀打ちできるレベルではなくなってきています。パソコンや電卓の普及した現在でもそろばんは健在なのですね。2006年8月に解散した「そろばん」というバンドも人気がありましたがメンバーはそろばんを習っていたのでしょうか。メンバーの夢人は今でも人気のようですが、ビジュアル系のその見た目と「そろばん」のネーミングが何ともアンバランスな面白いバンドでした。


スポンサードリンク

そろばんの歴史

そろばんが日本に入ってきたのは室町時代に中国から伝えられたものです。1570年代の日本風土記にはそろばんと思われる「そおはん」という言葉が記載されています。1592年、加賀百万石の大名である前田利家が陣中で使用したといわれる「陣中そろばん」が現存していますが、これは7×13センチの小さなもので、そろばんの玉に動物の骨が使われたもので現在のそろばんと違い、五玉が二つ、一玉が五つのそろばんでした。江戸時代に入るとそろばんは広くつかわれるようになり、掛け算や割り算の方法を記した書物も図入りで発行されるようになります。1935年になり五玉が一つ、一玉が四つ、定位点が三けた区切りのそろばんが普及し、現在に至っています。

そろばんと右脳

ほとんどのそろばん教室がそうでしょうが、大体はレベル別に教室の時間帯が分かれています。そろばんをかじったことがある人ならおわかりでしょうが、算数や数学の暗算をする時は頭の中にそろばんがありますね。このそろばん式の暗算が右脳の発達や開発に大いに役立っているというのです。と言うことは、そろばん塾でのレベルの高い教室では、皆そろばんをはじきながら右脳をフル活動させているのでしょうか。右脳はイメージをつかさどる場所です。頭の中でそろばんをイメージしながら計算するということは、右脳にとってその働きが刺激されて活発になるということなのです。我々そろばんを極めて(?)いる者は、常に頭の中で計算するときはそろばんを思い浮かべて暗算するのですが、そろばんをしない人の頭の中はどういう感じで暗算をしているのかとても不思議です。

集中力

そろばんをすることにより、集中力が身につきます。指先を動かすことは脳にいいと言うのは誰でも知っていることですが、そろばんは1級以上のレベルだと1問の問題を解くのに100回以上指先を動かします。もちろんそれに伴って頭でも考えます。これが1ページの問題を解くには何千回指先を動かすことになるでしょう。集中力もつき、脳もフル活動するという訳です。また、情報を処理する力や記憶する能力、読み上げ算をしていく上での聞きとる力なども身につきます。

そろばん検定試験

現在そろばんの検定試験を行っているのは「社団法人全国珠算学校連盟」と全国の商工会議所で行っている「日本珠算連盟」とがあります。「全珠連」と「日珠連」と呼び分けられ、そのレベルにも違いがありますが、どちらの主催であっても何級からでも受験することができます。

百玉そろばん

私たちがそろばんと呼べるもので一番最初に出会うそろばんがこの「百玉そろばん」でしょう。棒が横に何本も渡っていて、色の違う玉が通っている玩具のようなものです。算数が苦手だという子供に計算を教えるのに大変役立ちます。100個の玉がついていて、それによって数を数える力をつけ、足し算や引き算も頭で考えるのではなく、目で見て覚えられるので大変効果的です。よくお座りができるようになった赤ちゃんが、この百玉そろばんの前でガチャガチャと玉を左右に移動させて遊んでいますが、これは赤ちゃんだけが使うものではないのですね。小さい頃から右脳の発達のためにも是非そろばんを始めてみましょう。


お問い合わせ
    Copyright 2006 白血球. All rights reserved.