スキンダイビング
一般的にダイビングといえばスキューバーダイビングですが酸素ボンベをつけないスキンダイビングと呼ばれるダイビングも人気を博しています。意外と名前は知らないけど、それなら知ってるという方は多いかもしれませんね。そこで今回はこのスキンダイビングの知識をつけるべく色々な下準備方法などまで紹介していきます。
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スキンダイビングとは?
簡単に言うと酸素ボンベをつけないスキューバーダイビングで、酸素ボンベが無いということは自分の肺にある空気のみで水中に潜るということです。あるいは水中に潜るシュノーケリングともいえます、シュノーケリングは水上から水中を眺めるスポーツですが、スキンダイビングは更に一歩踏み込んで水中に潜ります。基本的にはマスク、シュノーケル、フィンのみで水中を楽しむスポーツです。ちなみにマスク、シュノーケル、フィンのことをマリンスポーツの3点セットと呼びます。ウェットスーツやウェイトは着けないのが一般的です。
スキンダイビングってどの位潜れるの?
泳げる人で、ちょっと練習すれば10メートル位は潜れるようになるでしょう。ただし、ちゃんとした練習をせずにスキンダイビングをすることは非常に危険なので、スクールでの講習やインストラクターの指導が必要です。
スキンダイビングに必要なもの
マスク、シュノーケル、フィンの3点セットは必ず揃えましょう。その他にもブーツ、ラッシュガード、グローブなどもそろえておきます。
マスク
スキンダイビングを楽しむために最も重要なものです。水中でも水上と同じように物が見えるように、目の前に空気の壁を作るためのものです。一眼タイプ、二眼タイプ、形状もいろいろあり迷ってしまいますが、最も重視しなければならないのが「フィット感」です。マスクを顔に当て、ストラップをかけずに鼻から息を吸います。このときの「フィット感」が重要で、顔にくっ付かず落ちてしまうものはダメです、顔から落ちない様なものを選びましょう。デザイン重視で選ばず、「フィット感」を重視してください。近視用、遠視用、乱視用もありますが2〜3万円高くなります。
シュノーケル
スキンダイビング中に、水面に顔を出さずに呼吸をするためのものです。Jの字形で口にくわえるマウスピース部分と空気を水上から取り入れるホース部分、排水弁などからなっています。最も重要な部分はマウスピース部分で、くわえた時にあまり大きすぎるとスキンダイビング中に違和感を覚え充分に楽しめません、また小さすぎると力が入りすぎてすぐに痛んでしまい使い物にならなくなってしまいます。男性の場合は標準サイズで大丈夫ですが、女性や子供の場合は注意しましょう。また、水中に潜るとシュノーケルの中に水が入ってきます、この水を吐き出すことをシュノーケルクリアーと言いますが、シュノーケルクリアーが簡単に出来るように排水弁が付いているものが良いでしょう。水面で波などの水がシュノーケルに入りにくくするアッパーキャップがついていると更に良いです。
フィン
足ひれのことです。ストラップタイプとフルフットタイプがあります。ストラップタイプは使用状況に応じて調整が出来るので便利ですがフィット感に欠けます。フルフットタイプは、汎用性はありませんがフィット感が抜群です。硬さやフィン自体の大きさも色々あり、初心者やお子さんはストラップタイプでフィンがやわらかめのものが良いでしょう。上級者でスキンダイビングのみを楽しみたい方は、フルフットタイプで硬めのフィンが良いと思います。フルフットタイプは別途ブーツが必要です。
ブーツ
岩場を歩いたり、水中で岩を蹴ったりしたときに足を守ってくれるのがマリンブーツです。また、水中で足がふやけるのを防ぐ効果もあります。ネオプレーン製のソックスタイプと靴底がラバーで覆われたシューズタイプがあります。スキンダイビングにはシューズタイプがお勧めです。
ラッシュガード
薄いウェットスーツの様なものです。ナイロン製で乾きやすく、身体にフィットするように出来ているため水中での動きがウェットスーツよりも軽快になります。最近では裏地が起毛しているWX・ホットカプセルがお勧めです。
グローブ
岩や魚を触った時に手を保護します。また、保温効果や手がふやけるのを防いでくれます。
スキンダイビング練習法
ここでは、25メートル位は泳げて水への恐怖が無いことを前提に練習方法を説明します。
お風呂で練習
マスクとシュノーケルに慣れる
とりあえずお風呂で練習します。マスクとシュノーケルを装着して、お風呂の中を覗いて見ましょう。マスクはストラップを耳の真後ろより若干上の位置にすると良いでしょう。シュノーケルからの呼吸に違和感が無くなったら潜ってみます。
シュノーケルクリアー
水に潜るとシュノーケルに水が入ってくるので、シュノーケルクリアーの練習をします。水面にシュノーケルの先端を出して、くわえているマウスに息を「ふーっ」と吐き出します、するとシュノーケルの中の水が勢いよく飛び出すはずです。シュノーケルクリアーのコツは、吐く息を肺に溜めておくことです。そして息を「吸う前に吐く」ことを習慣づけておきましょう。
マスククリアー
マスクの中に入ってきた水を、鼻から息を吐くことでマスクの下側に少しだけ隙間が開き、そこからマスクの中の水が出て行き視界がよくなります。
プールで練習
3点セットをつけての練習はどこのプールでも出来るものではないので、スキューバーダイビングのショップなどに問い合わせるのが無難です。また講習を受けると更に良いでしょう。
フィンの練習
フィンの感触を確かめるためには、背泳ぎで練習すると良いでしょう。マスクやシュノーケルは着けても着けなくても良いです。フィンに慣れたら、マスクとシュノーケルを着けてシュノーケリングの練習をします。うつ伏せになってシュノーケルで呼吸をしながら、フィンの感触を掴みつつ泳ぎます。
潜行の練習
いよいよスキンダイビングの練習です。水中に頭から入り、自分の行きたいほうへ頭の中心が向くような意識で潜っていきます。とりあえず3メートルくらいで止めておきます。
耳抜きの練習
3メートル以上潜ると耳にかなりの圧力を感じます。そのまま潜り続けると、水圧で鼓膜が破れてしまうので、耳抜きの練習をします。人差し指と親指で鼻をつまみ、鼻から息を吐き出します。このとき唾を飲み込むような感じでやってみて下さい。耳から空気が抜けるような感触があるはずです。慣れるまではなかなか上手くいきませんがとにかく練習することです。
水中での動き
スキンダイビングは、水中ではあまり激しくフィンを動かす必要はありません。ゆっくり、ゆったりフィンを動かします。水深5メートルくらいで水平に移動する練習をしましょう。
海に行こう!
いよいよ海でのスキンダイビングです。ここまで練習してきた事を、慌てずやればそんなに心配することはありません。ただ、一人でスキンダイビングに行くのは避けましょう。特に初めて海に行くときは、ベテランの人と行くのがベストです。また、海に慣れるまでは垂直に潜るのは避け、45度位の角度で潜るようにします。一気に深く潜らずに、徐々に深く潜るようにします。耳抜きが上手くできなかったらいったん浮上して、もう一度浅いところで練習します。また、息が続かないのに無理をすると、苦しくなる前に意識を失う「ブラックアウト」になってしまいます。無理は絶対にしないようにしましょう。一度に上手くなろうと思わずに、のんびり楽しみながら経験をつむように心がけます。上達したらカヤックでのスキンダイビングなども楽しいですよ。
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