レース鳩
レースはレースでも鳩のレースって知ってます?意外と知らない人がおおいんじゃないでしょうか。珍しい鳩のレースとはどんな競技なのか知りたいですよね。少しでもわかりやすく鳩のレースについて紹介していきます。
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レース鳩とは?
文字通りレースをする鳩ですが、30年位前に、少年チャンピオンに連載された「レース鳩0777(アラシ)作者・飯森広一」で一躍有名な存在になりました。当時私の周りでも、ちょっとしたレース鳩ブームが巻き起こったものです。
鳩のレース?
鳩レースのルールは単純明快で、1分間にどれだけ長い距離を飛んだか、つまり分速何メートルかを競うものです。スタート地点に出場する鳩を集め、一斉に放鳩します。鳩の帰巣本能によって鳩は自宅の鳩舎に帰っていきます。鳩舎に帰って来た時刻を記録します。スタート地点からの距離を、鳩が帰って来るまでの時間で割り、結果を競います。以上のように非常にシンプルですが、正確な時間の管理と、正確な距離の計測を必要とするため機材はやや複雑になります。
時間の記録方法
時間の記録方法には手動式とデジタル式の2通りがあります。
<手動式>
鳩の足にゴム製の登録管(漫画0777アラシが流行った頃はアルミでした)を取り付け、鳩が帰ってきたら足から管をはずし、専用の時計であるピジョンタイマーに入れ記録する方法です。鳩の足から管をはずさなくてはならないため、鳩の飼い主は鳩舎で待機しなくてはなりませんでした。また、記録されたピジョンタイマーを大会本部に持っていく手間も掛かります。
<デジタル式>
最近ではこちらが主流です。鳩の足にはゴム管ではなく、チップリングと呼ばれる128bitのチップが入ったプラスチック製のリングをはめ、鳩舎にチップを読み取るためのアンテナを設置します。アンテナは、電波時計が組み込まれた専用端末(アティス)とつながっていて、鳩が鳩舎に戻ると自動的に端末に記録される仕組みになっています。最近ではインターネットを通じてレースから戻った鳩を好きな場所で観察したり、大会本部への連絡もネット経由で行えるようになってきています。
距離の計測
距離の計測は放鳩地点と鳩舎の緯度経度から算出し、直線距離が適用されます。
鳩レースの種類
鳩のレースは距離と地区によって分かれています。また季節によって距離も変わってきます。
春と秋の鳩レース
春の2〜4月と10月以降の秋には、比較的距離の短いレースが開催されます。主なレースは、各地区で春と秋に開催されるレジョナルレース、距離は300〜400キロ以上です。秋のレジョナルレースはその年に生まれた鳩のレースです。
鳩レースの大本命・地区ナショナルレース
3〜5月に開催され、全国に60ある地区ごとに開催される700キロ以上のレースで、レース鳩を飼っている人にとっては、これこそが鳩レースだ! と言うレースです。地区によっては参加する鳩が1万羽を超える場合もあります。
グランプリレース
2つ以上の地区が合同で開催します。距離もその分長く800キロ以上となっています。
その他のレース
その他にもグランドナショナルレース(1000キロ以上)、桜花賞(1000キロ以上)、ジュニア選手権(200キロ以上)、菊花賞(400キロ以上)などがあります。
強いレース鳩をつくるには
当然ですが神社やお寺にいる鳩と、レース鳩は違います。羽はもちろんのこと、骨格や足、更には目つきまで違うのです。それはなぜかと言うと血統が違うからです。競走馬と同じように鳩も血統や系統が重要になってきます。過去に強い勝ち方をした血統の鳩はオークションなどで取引され、高いものですと数百万から一千万を超えるものまでいます。特にヨーロッパやアメリカでは血統の良いレース鳩が多く、オークションでは高値で取引されています。そして日本のブリーダーたちは日夜、血統や系統の研究にいそしんでいる訳です。
レース鳩の飼い方
レース鳩を飼う上で必ず必要なのが鳩舎です。鳩舎を持たずにレース鳩を飼うことはしないようにしましょう。
レース鳩を飼おう
レース鳩を手に入れるには専門店での購入が安心です。近くに専門店があればそちらで販売されているレース鳩を購入すると良いでしょう。近所に専門店がない場合は「レース鳩商店街」などの専門業者がインターネット販売をしていますので、利用してみてはいかがでしょうか。ネットオークションでも取引されていますが、初めて飼う方にはあまりお勧めできません。
レース鳩の鳩舎
鳩舎の広さは1立方メートルあたり6羽程度が良いでしょう、もちろんそれ以上広いほうが良いです。鳩の出入り口にはトラップを設け鳩舎の中からは出られないようにし、出入り口には到着台を設置します。鳩舎の中は一羽ずつパーテーションで仕切ると良いでしょう。出来るだけ高いところに設置し、外壁はできるだけ開放的にして、周りの景色が見えるようにます。
レース鳩の餌
レース鳩はレースに出すのが目的ですから、レースのスケジュールに合わせた餌の与え方が重要です。普段は専門店で販売されている餌で、豆類を中心にトウモロコシや大麦小麦などを与えます。レースが近づいてきたら麻の実やピーナッツなどを加えていきます。また、レース鳩の飛び方にも注意し、長距離走タイプのレース鳩にはトウモロコシを多めにし、短距離走タイプのレース鳩にはピーナッツを多めにすると良いでしょう。専門店で販売されているピースを与えても良いです。
レース鳩の健康管理
日ごろから鳩舎を清潔に保つことが一番です。毎日掃除をしながらレース鳩の健康状態を把握しておきましょう。とくにミューゲ病や鳩痘など他の鳩に影響を与えるものには、注意が必要です。症状が少しでも見られたらすぐに対処しなければなりません。
鳩レースに出よう!
せっかくレース鳩を飼っているのであれば、鳩レースに出してみましょう。レースに出るには、まず日本鳩レース協会または各地区の競翔会に入会します。入会がすんだらタイマーを準備します。後は参加したいレースに登録すれば準備が出来ました。とにかくレースに参加してみましょう。レース鳩の世界は歴史も古く非常に奥深いものがあります。ここでは説明しきれないことが山ほどありますが、あなたもレース鳩の世界を覗いてみてはいかがでしょうか。
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